2018年11月13日

講演会『禅の師・瑩山紹瑾大和尚 〜済洞両門からの視点〜』に、住職古川周賢老大師が登壇されました...

平成30年10月23日(火)午後1時30分から、神奈川県横浜市鶴見区の鶴見大学会館のメイン・ホールにおいて講演会、

 

   『禅の師・瑩山紹瑾大和尚 〜済洞両門からの視点〜』

 

が開催されました。

主催は、徳島県の曹洞宗城満寺。

当日のプログラムは、

 

(1)『瑩山善寺研究の諸問題』

    東京大学名誉教授・曹洞宗龍寶寺住職 木村清孝老師

 

(2)『済門より見たる『信心銘拈提』

    臨済宗妙心寺派恵林寺住職 古川周賢老師

 

(3)討論会

    東京大学名誉教授・曹洞宗龍寶寺住職 木村清孝老師

    臨済宗妙心寺派恵林寺住職 古川周賢老師

    曹洞宗城満寺住職 田村航也師

    司会 花園大学文学部国際禅学研究所准教授 柳幹康氏

 

講演会を企画し、主催された城満寺住職田村航也師は、この講演について、

 

これまで曹洞宗宗門の祖師という位置付けを中心とした評価がほとんどであった太祖大師のご功績につき、宗門の枠を超えた視点からの評価を模索します。

 

と述べておられます。

 

帰山後、古川周賢老大師は、

 

私のいただいたお題は『済門より見たる『信心銘拈提』』です。
『信心銘拈提』は、修行時代に拝読して深く心を動かされた思い出の書物。

洞門の太祖 瑩山紹瑾禅師は、『坐禅用心記』『三根坐禅説』を通じて、親切丁寧、綿密にして切れ味よく、見地明白な宗風に触れて、素晴らしい禅将として賛嘆してきたお方です。
今日は臨済の家風から見て、ということでしたので『碧巌録』に登場する趙州禅師による「至道無難」にまつわる四つの問答と対照しながら私見をお話させていただきました。 
臨済の僧侶が、曹洞宗の本山、鶴見の総持寺のお膝元で、洞門の巨匠 常濟大師 瑩山紹瑾禅師に帰せられる書物についてお話をさせていただくということ自体が身に余る機会ですし、今回の講演会では、学生時代に書物を通じて憧れていた華厳学の大家、木村清孝老大師とご一緒させていただくことができ、これも過分なご縁と感謝の思いです。
これもひとえに、十年来のご縁をいただいております、瑩山禅師所縁の古道場、徳島の城満寺住職 田村航也老師のおかげです。素晴らしい機会をいただきました、田村老師に感謝の思いです。
そして会場には、私の出家の時の師匠、仏縁を結んでいただきました最初の師である、岐阜県揖斐郡揖斐川町の大興寺の井川周文師が遠路足を運んで下さいました。田村老師とのご縁も、大興寺和尚様に結んでいただきました。あらためて、感謝の思いです。
今日の講演会は、花園大学文学部国際禅学研究所准教授の柳幹康先生の見事な司会と、会場にお越しの皆様の真摯なお姿のおかげをもちまして、お話をさせていただきました私も沢山の学びと気づきをいただきました。
今後の宿題も含めて、精進していきたいと思います。
皆さま、本当にありがとうございました。 

 

また、当日の講演の様子は、11月3日付『文化時報』第12588号(8)、11月7日付同第12589号(2)にも採り上げられております。

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