2023年04月27日

令和5年「恵林寺文化事業」書と花『慈愛~応化する慈しみの形~』が開催されます...

令和5年5月3日(水)から、7日(水)まで、令和5年「恵林寺文化事業」

 

   書と花『慈愛~応化する慈しみの形~』

 

が開催されます。

 

書を担当するのは、

愛知県春日井市の臨済宗妙心寺派 薬師山 林昌寺副住職 野田 芳樹 師

 

花は、

古流清光会 華道家 梅田 一穂 氏

 

書を担当する、野田芳樹師は、

 

この展示会は、書と花と寺院の空間を掛けあわせ、そこに鑑賞者が居てはじめて完成するインスタレーションです。

書と花を触媒として様々な形で慈愛を表現し、ご来場いただいた方がそれぞれの内にある慈しみの心を想起するきっかけを創れるよう準備を進めています。
 
 
と話しておられます。
 
 
【期間】
 
令和 5年 5月 3日(水)~ 7日(日)
 
午前 9時 ~ 午後 4時30分
 
 
【会場】
 
乾徳山 恵林寺
 
山梨県甲州市小屋敷2280
 
大書院・坐禅堂
 
 
【参加費】
 
  無料
 
(恵林寺の拝観料は、別途御願いいたします)
 
 
*諸般の事情により、予定されていましたイベントは、すべて中止となりました。
 お申し込みいただきました皆様、誠に申し訳ございませんでした。
 
【お問い合わせ】

恵林寺文化事業「書と花」運営委員 野田芳樹
yakushi.rinshou★gmail.com(★を@にかえて送信してください)
 
 
主催:臨済宗妙心寺派 乾徳山 恵林寺
共催:臨済宗妙心寺派 薬師山 林昌寺
 
後援:山梨県、甲州市、甲州市教育委員会
   山梨日日新聞、山梨放送、テレビ山梨
 
協賛:臨済宗妙心寺派瑞巌山圓光院
   デイサービス甲斐の郷
   税理士法人サンライズ
 
 
住職、古川周賢老大師は、 
 
 
この度、「恵林寺文化事業」書と花『慈愛 ~応化する慈しみの形~』を開催することとなりました。
今回のこの試みがこうして形を取ることになったのは、思いもかけない出会いに端を発しています。
三年前の令和二年十月に、「武田信玄公生誕五〇〇年・四五〇回忌記念文化事業」として、書道家・西山佳邨氏と古流清光会に籍を置く華道家・梅田一穂両氏による展覧会、書と花『天地~雑華世界』を開催したおり、今回、書を担当してくださることとなりました、愛知の臨済宗妙心寺派林昌寺の副住職・野田芳樹和尚が、恵林寺までお越しくださったのでした。
野田師の御自坊は愛知県春日井市です。
山梨の恵林寺とは、かなりの距離があります。
遠路のご来訪に喜びを感じつつ、これだけの距離をおして、ささやかな展覧会までお越しいただくにはよほどの理由がなければできないことと思い、色々とお話しをする中で、師が書の道を愛し、情熱を持って打ち込んでおられることを知りました。
僧侶らしい穏やかで物静かな物腰とともに、師はその内面に禅僧としての、確かな情熱の焔を灯しておられます。
そのことは、本日お運びいただきました皆様も、展示されている書の一点一点から、御自身の目で感じ取ることができるかと思います。
師はまた、特定非営利活動法人おてらおやつクラブを通じての、宗派の枠を超えた活動をはじめ、お寺カフェ、法話会など、現代的な感覚の取り組みをいくつも重ねておられ、まさに次世代を担う若手僧侶のリーダーとしての頭角を現しておられます。
今回の試みにあたり、師は『慈愛』という、まさに今日のわたしたちにとって最も切実なテーマを提案されました。
先行きの見えない毎日の暮らし...その不安と焦りのなかで、ともすれば人としての自分自身の生き方の根本を忘れがちになってしまうわたしたちにとって、この『慈愛』というテーマは、あらためて自分自身のこころと向き合い、大切なものを見失わないように、互いに扶け合い、寄り添いながら共に生きることの素晴らしさを指し示してくれるものです。
師がその書を通じて表現してくれるさまざまな「慈しみの形」、そしてその「慈しみの形」に、華道家の梅田一穂氏がどのように共鳴し、呼応し、「応化」の姿を開いてくれるのか... お越しの皆様にも、ぜひ、このお二人の「慈愛」の世界を感じ取っていただきたく存じます。 
 
 
と話しておられました。
 
 

 

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