2016年10月13日

武田信満公六〇〇年遠諱が天目山栖雲寺で執り行われました...

平成28年10月2日(日)、甲州市甲斐大和の天目山栖雲寺において、開基 武田信満公の600年遠諱が執り行われ、恵林寺住職の古川周賢老師が導師を務められました。

当日は、壇信徒のほか、この日にあわせて新たに信満公の霊牌を供養された武田家旧温会の皆様、来賓の皆様が本堂に集まり、厳粛荘厳な法要となりました。

天目山栖雲寺は、1348年(貞和4年/正平3年)、元の高僧中峯明本(普応国師)の法を嗣いで帰朝した、業海本浄禅師によって開創され、当初は、天目山護国禅寺と呼ばれていた山梨屈指の名刹です。

この度、法要が執り行われました開基 武田信満公は、甲斐武田氏の第13代当主。

1413年(応永20年)に家督を継ぎましたが、1416年(応永23年)には「上杉禅秀の乱」に巻き込まれ、室町幕府による討伐軍をかけられて、応永24年2月6日に木賊山で自害しました。戒名は「明庵道光」。棲雲寺の牌子には「棲雲寺殿明庵公大居士」とあります。

辞世の句は、梓弓 ひきそめし身の そのままに 五十あまりの 夢やさまさん...

 

天目山栖雲寺については、栖雲寺のHPをご覧ください。

武田信満公600年忌法要については、こちらをご覧ください。

 

天目山 栖雲寺

山梨県甲州市大和町木賊122

 

 

 

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