すでにおしらせ致しましたとおり、先月９月３０日、恵林寺開山夢窓国師毎歳忌ならびに献茶式が、３５０名以上のご参加を得まして、盛会裡に円成いたしました。

本年、平成２８年度の開山毎歳忌は、大徳寺派管長嶺雲室高田明浦老大師、大徳寺塔頭瑞峯院前住職前田昌道和尚のご臨席とともに、茶道表千家猶有齋若宗匠が献茶式を務められました。

ご来賓として、真言宗智山派放光寺の清雲俊元長老、表千家同門会山梨支部支部長、副支部長、献茶道具を準備された千家の十職と千家ゆかりの職人、山梨県知事令夫人、甲州市長、恵林寺総代、夢窓国師ゆかりの名取八右衛門氏、信玄公宝物館館長ほか、関係各位の列席を得て、国師にふさわしい荘重華麗な式となりました。

当日は、献茶式を記念して、本堂下間涅槃図前の拝服席、そして修復なって粧いも新たになり、お披露目も兼ねた夢窓国師ゆかりの「八右衛門座敷」の副席と二席、表千家同門会山梨支部によるお茶席がでて、大いに賑わいました。

例年にないぐずついた気候の合間、一日の好天を得て、この上ない素晴らしい一日となりました。