2024年12月31日

令和7年度住職年頭の御挨拶...

御挨拶

 

新年、明けましておめでとうございます。
恵林寺花園会員、檀信徒のみなさま、お変わりなく健やかに新春を迎えられましたこと、謹んでお喜び申しあげます。
おかげさまをもちまして当山も、一同無事に新しい年を迎えることができました。

 

令和六年は、長く続いた世界規模での「コロナ禍」が明け、社会全体が漸く元の在り方を取り戻しつつある一年でした。

しかしながら世界は、ロシア・ウクライナ、イスラエル、シリアをはじめとした戦雲が立ち籠めるただ中にあり、日本におけるわたしたちの日常も、物価高、立て続けに起きる凶悪事件による体感治安の悪化など、将来に対する不安感を払拭ふっしょくすることができません。
このような、「不安の時代」においては、何よりもまず、禅語にあるように「看脚下かんきゃっか」、自分自身の脚下を見つめ、自分の心に取って返し、不安に心をさらわれないようにしなければなりません。そして、仏教の教える「とんじん」の「三毒」つまり、

とん・もっともっと、とどこまでもきりがないむさぼり」

じん・すべてが自分の思い通りにならないという怒り」

・欲望と執着による自縄自縛に気が付かない愚かさ」

から、自分の身と心をしっかりと護れるようにしたいものです

 

 

令和六年度のご報告

 

令和六年度は、恒例となっておりました、放光寺と協力しての『恵林寺・放光寺除夜の鐘』を取り止めといたしましたので、恵林寺のみでの「鐘撞かねつき」となりました。これは、恵林寺関係者の高齢化と人手不足によるもので、時代の流れの中で、仕方がないことだとは思いますが、誠に残念でございます。


新年初法要の『祝聖しゅくしん』は、年が改まった元旦の午前零時三十分から例年通り執り行い、で新年の幕開けといたしました。
正月二日『恵林寺大般若祈祷だいはんにゃきとう』を挟んでの、正月三日間の『大般若祈祷会』は、例年通り厳修されました。

正月の特別朱印は『甲辰きのえたつ』の記念朱印を二種類発行いたしました。
一月八日は『薬師祭』。同じく十二日には『武田信玄公毎月忌』併せて『武田不動尊特別祈祷会』の祈祷はじめ。

翌十三日には『恵林寺坐禅会』坐禅はじめ。併せて、Instagram Liveを利用しての『恵林寺坐禅会土曜法話』の配信を開始しました。
一月十五日は『祝聖』、一月二〇日には『恵林寺先住不晦軒ふまいけん毎月忌』を厳修、『恵林寺花園会女性部御例会』に出席、午後からは第七期『恵林寺親子茶の湯教室』・『大人のための恵林寺茶の湯教室』を開講。この講座は、毎月二回のペースで開催されています。三〇日には『恵林寺開山夢窓国師毎月忌』を厳修いたしました。

 

二月一日には『祝聖』。三日には『快川国師毎月忌』『節分会』、この日から、二月の『節分会特別朱印』を発行。

六日七日と二日間にわたり、総代会研修旅行。翌八日には、例年通り徳和村の名取八衛門家『薬師祭』に出頭。十二日には『武田信玄公毎月忌』『武田不動尊特別祈祷』厳修。

十五日は『祝聖』引き続き、釈尊入滅の『涅槃会ねはんえ』を厳修。『涅槃会』記念朱印を発行。二十日には『恵林寺先住不晦軒毎月忌』を厳修。翌二十一日には第四十一回『恵林寺文化講座』、『ならまち地域活性局』で活躍している藤丸忠明氏をお招きして『茶の湯×地域おこし』を開催。

二十三日には、長年恵林寺の総代長をお務めくださいました土屋菊雄総代長から、長机をご供養いただきました。天然木を天板に用い、長さ二メートル以上になる大きなもので、恵林寺大玄関の『慶雲室』(ガラスの間)に設置されました。同二十八日には『恵林寺開山夢窓国師毎月忌』を厳修いたしました。

 

三月一日は『祝聖』、三日は『快川国師毎月忌』。三日には、『節分会記念朱印』を発行。三月八日には『薬師祭』。同十一日には、「東日本大震災追悼法要」を厳修。翌十二日には『武田信玄公毎月忌』『武田不動尊特別祈祷』厳修。

同十五日『祝聖』翌十六日には第四十二回『恵林寺文化講座』『特別講座 小笹宗匠に学ぶ茶の湯の心(十四)』を開催。同十八日には『春期彼岸会大施餓鬼だいせがき』が、恵林寺山内・総代各家・新亡供養各家の出席により厳修されました。
同じく二十日には『恵林寺先住不晦軒毎月忌』、二十六日には、『恵林寺花園会女性部』の役員交代式に出席。三十日には『開山夢窓国師毎月忌』を厳修いたしました。

 

四月一日には『祝聖』、三日には『快川国師毎歳忌』、快川国師火定の日に合わせて『快川国師特別朱印』を謹製・発行いたしました。続く八日には『薬師祭』を厳修。
四月十一日・十二日には、『武田信玄公・快川国師毎歳忌』が厳修されました。本年より、『武田信玄公・快川国師毎歳忌』『信玄公祭(信玄さん)』は、コロナ禍以前のやり方に戻りました。本年の『信玄公祭』は、恵林寺総代有志一同のお志によって新しくなった「武田二十四将」の幟旗のぼりばたにより、面目を一新してのものになりました。また、この日に合わせて武田信玄公を記念しての『信玄公四五〇回忌特別朱印』を二種類発行いたしました。

同十五日は『祝聖』、続く十八日には、『向嶽寺秋葉山大権現』法要に出頭。同じく二十日には『恵林寺先住不晦軒毎月忌』、同じく二十九日には表千家『宗芳会』による恒例の『恵林寺茶会』を開催。翌三十日には『開山夢窓国師毎月忌』を厳修いたしました。

 

五月一日には『祝聖』、三日には『快川国師毎月忌』。八日には『薬師祭』を厳修。八日にはまた、『降誕会(花祭り)』を行い、『降誕会』に合わせて『降誕会特別朱印』を発行。十二日には、『武田信玄公毎月忌』『武田不動尊特別祈祷』を厳修。同じく十五日は『祝聖』、二十日には『恵林寺先住不晦軒毎月忌』、三十日には『開山夢窓国師毎月忌』を厳修いたしました。

 

六月一日には『祝聖』、続く三日には『快川国師毎月忌』、八日には『薬師祭』を厳修。同じく十二日には、『武田信玄公毎月忌』『武田不動尊特別祈祷』を厳修。同十五日には『祝聖』、二十日には『恵林寺先住不晦軒毎月忌』、同じく三十日には『開山夢窓国師毎月忌』を厳修致しました。

 

七月一日には『祝聖』、七月特別朱印『七夕・縁結び』を発行。三日には『快川国師毎月忌』、八日には『薬師祭』を厳修。同じく十二日には、『武田信玄公毎月忌』『武田不動尊特別祈祷』を厳修。

続く十五日には『祝聖』、そして第四十三回『恵林寺文化講座』『特別講座 小笹宗匠に学ぶ茶の湯の心(十四)』を開催。同じく同二十日には、『恵林寺先住不晦軒毎月忌』を厳修。続く二十八日には三回目となる、『発酵倶楽部』主催の寺子屋イベント『恵林寺で和文化体験』が開催。翌二十九日・三十日には、同じく今年で第三回となる『恵林寺寺子屋サマーキャンプ』を開催。三十日には、『開山夢窓国師毎月忌』を厳修致しました。

 

八月一日には『祝聖』、八月特別朱印『火裡に清泉を酌む』を発行。三日には『快川国師毎月忌』、八日には『薬師祭』、十二日には、『武田信玄公毎月忌』『武田不動尊特別祈祷』を厳修。

同十五日は『祝聖』、同じく十九日には、第四十四回『恵林寺文化講座』:『黒田宗傳そうでん家の竹工芸』を開催。翌二十日には『恵林寺先住不晦軒毎月忌』を厳修。続く二十二日・二十三日には、山梨大学表千家茶道部、山梨県立大学表千家茶道部、東京農業大学表千家茶道部といった関東圏各所の大学茶道部の皆さんが集まっての『表千家大学茶道部恵林寺稽古合宿』を開催。三十日には、『開山夢窓国師毎月忌』を厳修致しました。

 

九月一日には『祝聖』、『開山夢窓国師記念朱印』を発行。三日には『快川国師毎月忌』を厳修。この日は又、静岡・三島の龍澤りゅうたく僧堂会下えか会『円通会』の皆さま三十名が来山されました。同じく八日には『薬師祭』、十二日には、『武田信玄公毎月忌』『武田不動尊特別祈祷』を厳修。

同十五日は『祝聖』、同じく二十日には『恵林寺先住不晦軒毎月忌』を厳修。続く九月二十九日・三十日には、『恵林寺開山夢窓国師毎歳忌』を厳修致しました。コロナ禍も明け、表千家同門会山梨県支部による供茶、記念茶席が開かれました。この日にはまた、お詣りの方のために『開山夢窓国師毎歳忌特別朱印』を謹製・発行いたしました。

 

十月一日は『祝聖』、三日は『快川国師毎月忌』。続く五日には、『達磨忌特別朱印』を発行。八日には『薬師祭』、曹洞宗大本山総持寺の皆さまが団参でお越しになりました。十二日には、『武田信玄公毎月忌』『武田不動尊特別祈祷』を厳修、夕景から佐藤康子二十五絃箏コンサート『場に遊ぶ』が開催されました。

同十五日は『祝聖』、同じく十九日・二十日には、『恵林寺先住特贈歴住妙心不晦軒正道大亨大和尚毎歳忌』を厳修。同じく十九日・二十日には、ドイツの作曲家フランツ・ヨッヘン・ヘルフェルト氏による【日本初演】『Klang der Stille 25音の空間 ~禅と瞑想的音楽~』が開催されました。これは、恵林寺の夢窓国師庭園に音楽を流し、自然の音の世界と人工的な作曲の世界の融合を試みたものです。有り難いことに、大変好評で、大きな反響もちょうだいいたしました。同三十日には、『開山夢窓国師毎月忌』を厳修いたしました。

 

十一月一日には『祝聖』、三日には『快川国師毎月忌』、信玄公の誕生日であるこの日には、『武田信玄公生誕五百年記念朱印』を謹製・発行致しました。八日には『薬師祭』、翌九日には、天目山栖雲寺『普応国師七〇〇年遠諱』に出頭。同日午後から翌十日には、フリーアナウンサー藤本えり・抹茶楽道主宰 永川雅代両氏と共同の茶道体験『秋の恵林寺で集うお抹茶の会(四)』を開催。

同十五日は『祝聖』、同じく十二日には、『武田信玄公毎月忌』『武田不動尊特別祈祷』。同二十日には、『恵林寺先住不晦軒毎月忌』を厳修。翌二十一日には『フランス語婦人会』の皆さまが団参でお越しになりました。続く二十三日には第四十四回『恵林寺文化講座』『特別講座 小笹宗匠に学ぶ茶の湯の心(十五)』を開催。同じく三十日には、『開山夢窓国師毎月忌』を厳修いたしました。

 

十二月一日には『祝聖』、三日には『快川国師毎月忌』。七日には『立川こはる改メ小春志真打ち昇進記念独演会』が開催されました。翌八日は『薬師祭』・『成道会』。釈尊の修行成就の記念日であるこの『成道会』に合わせて、『成道会記念朱印』を発行。同十日には大掃除。続く十二日には『武田信玄公毎月忌』『武田不動尊特別祈祷』。

同十五日は『祝聖』、二十日には、『恵林寺先住不晦軒毎月忌』、翌二十一日は『恵林寺坐禅会』坐禅納め。翌二十二日には『冬至祝聖』、午後からは『神田山緑・神木優二人会 in 恵林寺』が開催されました。十二月三十日には、『開山夢窓国師毎月忌』を厳修致しました。

 


住職の活動に関しては、

 

一月五日にはご縁をいただいております表千家小笹晃宗匠の『空裡庵くうりあん』初釜に出席、八日には、ご縁をいただきました表千家『千鈴会』初釜に出席いたしました。翌九日には、新たに創部なった『山梨県立大学表千家茶道部』の「創部記念茶会」に出席。同十一日には、ご縁をいただいています有賀亮右先生の『塵外流じんがいりゅう茶友会』初釜に出席。
一月七日には哲学者中島義道先生主宰の『哲学塾カント』での『臨済録講座』はじめ。十日にはNHK文化センター青山教室のオンライン禅語講座『茶席の禅語~茶禅一味の心』の開講。十二日には、甲府春光堂書店主催の読書会に幹事として参加、マイケル・サンデルの『実力も運のうち』を選書として採り上げました。翌十三日には、『立川談春芸歴四十周年記念独演会』に御招待をいただき、参上。翌十四日はNHK文化センター青山教室の禅語講座『禅語入門~禅の名言を味わう』開講。同じく十七日には、『表千家初釜』に出席。同二十一日には『自衛隊山梨地方協力本部感謝状贈呈式』に出席。同二十五日には、経営者・税理士を中心とした『読書会』開始。翌二十六日には甲府春光堂書店主催の『TO-CHI:夜の座談会』に参加。同じく二十九日には表千家宗芳会の初釜に参加。

 

二月二日から、新たに「甲府看護専門学校」で『哲学入門』を担当することになりました。九十分の講座を十四コマ受け持つことになりました。同じく四日には、哲学塾カントオンライン『臨済録講座』を担当。同じく十五日には『恵林寺頂相ちんそう研究会』の打合せ。引き続き、快川国師の『天正玄公仏事法語てんしょうげんこうぶつじほうご』研究書の出版に向かって企画を検討中です。同十八日には、キャリアコンサルタントのためのオンラインセミナーで講話。同じく二十八日には、ご本山である京都花園妙心寺で開催された『興祖微妙大師こうそみみょうたいし六五〇年遠諱大法会参与会議』に出席。翌二十九日には、春光堂書店『TO-CHI:夜の座談会』に出席。

 

三月三日には哲学塾カントのオンライン『臨済録講義』。翌四日には『武田の環』主催『天目山を歩く』に参加。同じく二十九日には、春光堂書店『TO-CHI:夜の座談会』に出席。同三十一日の午前には、NHK文化センター青山教室の四時間にわたる【オンライン集中講座】『禅の世界 禅語の世界』に登壇。午後からは、笛吹市の向嶽寺派瑜伽寺ゆかじの『桜茶会』に出席いたしました。

 

四月一日から、表千家『吉祥会』大垣大会に出席。四日には裏千家『桜の会』茶会に出席。同六日から、十一年目に入りました、慶應MCC講座:『古川周賢老大師と問う【禅の智慧】白隠禅師に学ぶ人生の歩み方』が開講(全五回)。五月十一日に行われた第三回講座では、会場が恵林寺となり、参加者の皆さんは終日、恵林寺での坐禅・作務・講話を体験されました。翌四月七日には哲学塾カントオンライン講座『臨済録』。十四日からNHKカルチャー青山教室での講座『新・禅語入門 禅の名言を味わう(五)』(全六回)を開講。同二十二日には東京『不審庵茶会』に出席。同じく二十四日には、九州太宰府天満宮第三十九代宮司西高辻信良師にお目に掛かることができました。その夜から、NHK文化センター青山教室の【オンライン】『茶席の禅語・茶禅一味のこころ(五)』(全三回)を開講。翌二十五日には九州茶道館表千家月釜に出席。続く二十六日には春光堂書店『TO-CHI夜の座談会』に出席。同じく二十八日にはキャリアコンサルタントのオンライン講座に登壇致しました。

 

五月五日には哲学塾カントのオンライン『臨済録講座』。九日には山日グループの野口英一氏とロータリークラブ会員メンバーに恵林寺をご案内致しました。同じく十二日には、長野県千野市の建築家藤森照信氏による茶室群(高過庵たかすぎあん低過庵ひくすぎあん、五庵、空飛ぶ泥船)をお借りしての、『宗芳会フジモリ茶会』に参加。同十九日には、ご縁をいただいています『日本プロティアン協会』の「認定研修会講話」を担当、アイデンティティの問題についてお話し致しました。同日の午後からは、富士吉田月江寺げっこうじ開山堂落慶記念法要に出頭、法話を担当致しました。同じく、二十一日から恒例となりました『山梨英和大学メイプルカレッジ』で『禅の哲学』(全六回)を開講。翌二十二日には奈良、長谷寺で開催されました、『武野紹鴎たけのじょうおう記念碑除幕式・記念茶会』に出席。続く二十四日には春光堂書店『TO-CHI座談会』に出席。翌二十五日・二十六日には、『禅の風に触れる』ツアーをご案内。同じく二十六日夜には、武士原の浄土真宗本願寺派常泉寺の『常泉寺茶会~夜咄よばなし』に出席。翌二十七日には、甲府看護専門学校で令和六年度の『哲学入門』を開講。

 

六月二日には第三十一回『死の臨床研究会関東甲信越支部大会 in 山梨』で特別講演を担当させていただきました。演題は『生をあきらめ、死をあきらめる〜あの世とこの世の受け止め方』。同じ日の午後から哲学塾カントのオンライン『臨済録講座』。続く四日には、師匠寺である京都花園退蔵院の開祖忌に出頭。同八日には、日光二荒山ふたらさん神社、日光東照宮に参詣、日光東照宮献茶式に出席。同じく十八日には山梨英和大学メイプルカレッジ『禅の哲学』。二十五日には、一の宮浅間神社に参詣、宮司様と相見。二十八日には春光堂『TO-CHI夜の座談会』に出席。

 

七月四日には、茶道裏千家の米澤喜美子氏の『七夕茶会』に、昨年にひきつづき出席。同七日には哲学塾カントのオンライン『臨済録講座』。同じく十日からNHK文化センターの【オンライン】『茶席の禅語・茶禅一味のこころ(六)』(全五回)を開講。同じく十六日には山梨英和大学メイプルカレッジ『禅の哲学』。同二十三日には『ことぶき勧学院』南都留教室で講座。続く二十六日には、春光堂『TO-CHI夜の座談会』に出席。同じく三十一日深夜から、二荒山神社の『男体山登拝なんたいさんとうはい』に参加。

 

八月四日には、哲学塾カントの『臨済録講座』。翌五日には『ことぶき勧学院』北都留教室で講座。同十日には、杣口金櫻そまぐちかなざくら神社の『拝殿落慶祈念式』に出席。同じく二十六日にはリコーITソリューションズのオンライン講座を担当いたしました。

 

九月七日居合道『鳳玉ほうぎょく会』の皆さんが来山、坐禅・法話の指導を致しました。同日午後、恵林寺駐車場で『夕顔茶会』が開催され、参加。続く九日には曹洞宗龍華院りゅうげいん茶会に出席。同じく十二日には東京で勉強会『和貴わきの会』に参加。同じく十四日には、東京美術倶楽部『東茶会とうさかい』に出席。続く十六日には、『立川談春山梨独演会』に出席。翌十七日は山梨英和大学メイプルカレッジ『禅の哲学』。同じく二十日には春光堂『TO-CHI夜の座談会』に出席。翌二十一日には甲府常磐ホテル笹本社長が御来山、来客をご案内致しました。

 

十月六日には、哲学塾カントオンライン『臨済録講座』。続く九日には京都において『禅文化研究所創立六〇周年記念式典』『禅文化研究所創立記念祝賀会』に出席。同じく十三日には『関東表千家学生茶道連合会茶会』に出席。この日にはまた、NHK文化センター青山教室での講座、『新・禅語入門~禅の名言を味わう(六)』を開講。同十五日には山梨英和大学メイプルカレッジ『禅の哲学』。続く十七日には奈良の『ならまち地域活性局』において、前嶋宗州氏の『神道の茶会』に参加。翌十八日には、『小山由美・フランツ・ヨッヘン・ヘルフェルトリサイタル』に出席。同じく二十二日には『大月仏教会』で講演。翌二十三日はNHK文化センター青山教室のオンライン講座『茶席の禅語 茶禅一味のこころ(七)』を開講。続く二十四日は『和貴の会』に参加。同じく二十八日には京都紫野大徳寺瑞峯院月釜に参加、一席お点前をさせていただきました。

 

十一月一日には、春光堂書店『TO-CHI夜の座談会』に出席。四日には秩父三十三観音霊場札所ふだしょ連合会先達せんだつ講習会で講演。翌五日には、奈良・大和郡山『柳澤文庫』文庫長・多賀久彦氏が来山されました。同八日には甲府春光堂書店読書会に参加、課題図書はヴィクトル・フランクル『夜と霧』。同じく十二日には能楽師・佐久間二郎氏一行が御来山されました。同じく十七日・十八日には表千家『宗芳会』の研修旅行に参加、表千家による滋賀・日吉大社献茶式に参加致しました。翌十九日には山梨英和大学メイプルカレッジ『禅の哲学』。同二十四日には『表千家同門会支部茶会』に出席、午後からは哲学塾カントオンライン『臨済録講座』。続く二十九日には春光堂書店『TO-CHI夜の座談会』に出席。

 

十二月二日・三日には恵林寺茶室『一个亭いっかてい』茶室びらきの茶事を行いました。同じく三日には山梨大学教養発展科目『社会の中の医療・医学』に出講『自分と向き合うとはどういうことか』。続く五日には、日本政策金融公庫の田中総裁をお迎えして寺内をご案内致しました。同七日には「機山ワイン」の土屋幸三氏主催の『忘閑ぼうかん茶会』に出席。翌八日には東京深川慧然寺えねんじの『智慧の輪会』納会に出席。同じく十四日には宗徧流雙欅荘そうきょそう『神仏習合茶事』に出席。翌十五日には哲学塾カントのオンライン『臨済録講座』、夜には『惠林之会』納会に出席。同じく十九日には、春光堂書店『TO-CHI夜の座談会』に出席。続く二十三日には金沢茶道『隆茗会りゅうみょうかい』月心寺茶会に出席。同じく二十七日には、ご縁をいただいております表千家・小笹宗匠の、堺・南宗寺掛釜に出席。続く三十一日には、大晦日のしめくくりとして、甲府で第606回『得々三文会』で講話『修行之ススメ 其ノ十一~求められる仏教の在り方を考える』に登壇いたしました。

 

この他にも、山梨日日新聞週間『こぴっと』に連載中の『れいわ寺子屋』も、今年で第九十回まで回数を重ねることができました。有難いことにとても好評で、学校で購読の資料に用いられたり、ご家庭での話題になったり、思わぬ反響をちょうだいしております。恵林寺とご縁をいただく以前から『寺子屋』をしたい、と考えていたわたしにとっては、とても嬉しいことです。ひきつづき、楽しく真剣に書かせていただきたいと思っております。

 

さて、恵林寺が、今、一番力を入れている事業の一つに、「寺子屋」の開催があります。

現在、『恵林寺親子茶の湯教室』は七期生まで卒業を迎え、大人・子供合わせて卒業生が百五十名を超え、今春開講予定の八期にも、大勢の参加希望がございます。また、大人も子供も参加できます『恵林寺茶の湯教室』も、毎回三〇~四〇名ほどのご参加がある人気講座となっています。不定期で開催いたします『恵林寺文化講座』とともに、「学びの場としてのお寺」という方向性をさらに推し進める所存です。
令和七年度も、引き続き、名刹恵林寺に相応しい活動を続け、禅の布教の拠点としての責務を果たしていく所存でございます。
壇信徒の皆様、今後ともどうぞよろしくおねがい申し上げます

 


 恵林寺年間行事予定


一月 一日~  三日  大般若経法要
三月十七日 ~二十三日  春彼岸会
        十八日  施餓鬼法要
四月 十二日       快川国師・信玄公忌法要
五月  八日       降誕会(お釈迦様誕生祝い・一月遅れ)
七月 十三日~ 十六日   お盆
八月 十三日~ 十六日   お盆
九月 十九日~ 二十五日  秋彼岸会
        三十日  開山忌(夢窓国師法要)
十二月三十一日     除夜

 

  年回忌


一周忌     令和五年
三回忌     令和四年
七回忌     平成三十年
十三回忌    平成二十四年
十七回忌    平成二十年
二十三回忌   平成十四年
二十七回忌   平成十年
三十三回忌   平成四年

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