2023年03月29日

令和5年の『快川国師・武田信玄公毎歳忌』『信玄公祭』について...

すでに皆様ご存じの通り、新型コロナウイルス感染症は、5月8日から感染症法上の位置付けを「季節性インフルエンザ」と同等の「5類」に移行されることとなっています。

これにあわせまして、5月8日以後は、恵林寺においても、基本的には新型コロナウイルス感染症に対する特別な対応はしない、という決定をしております。

曳き続き、衛生上の観点から、不特定多数の方が集まる場にふさわしいと考えられる対応は継続いたしますが、新型コロナウイルス感染症とは関係なく、一般的な衛生判断として採用するものであります。

 

恵林寺で開催される行事につきましては、5月8日以後は、従来通りということになりますが、それ以前の行事につきましては、状況に応じて判断をしながら徐々に対策を検討していく予定でございます。

 

皆様からのお問い合わせが多い、例年4月12日に開催される『信玄公祭』につきましては、

 

 

①恵林寺が主催する『快川国師・武田信玄公毎歳忌』につきましては、今年も昨年通り、恵林寺山内・縁故寺院のみの限定開催といたします。

 

②恵林寺境内で開催されます『信玄公祭』につきましては、これは恵林寺が主催するものではなく、信玄公を慕う地元有志の主催によるものですので、恵林寺としては、境内地の使用を今年は許可する、ということにいたします。したがいまして、恵林寺境内における『信玄公祭』は、今年は開催ということになります。

 

 

快川国師、武田信玄公、それぞれの毎歳忌は、恵林寺再建後は、再建中の混乱の中においても、毎年恵林寺住持、山内、縁故寺院らによって途切れることなく執り行われてきています。

そして、『信玄公祭』は、武田家関係者、武田家家臣団関係者らによって行われいる信玄公の法要のことを伝え聞いた地元有志が、この日にあわせて信玄公の遺徳を偲び、その業績を顕彰するお祭りを自発的に開催し始めたものだと伝えられ、信玄公没後200年前後から、しっかりとした形を取ってきたものだとされています.

 

 

このような経緯から、『信玄公祭』は、恵林寺ではなく恵林寺総代会が中心となって開催されている行事なのです。

 

久し振りの開催となる本年は、境内に設置される信玄公家臣団の勇壮な幟旗も新調され、新たな『信玄公祭』となります。

曳き続き、衛生面での配慮を行いながら、信玄公の遺徳を讃えるのにふさわしい盛大な行事になることを願っております。

 

皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

        恵林寺 山主 謹白

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