2022年06月11日

第6期『恵林寺親子茶の湯教室』を開講いたします...

本年、令和4年度、第6期の『恵林寺親子茶の湯教室』を開講いたします。

第1回目は、令和4年8月13日(土)午後3時30分からです。

 

はやいもので、この教室が始まってから5年の歳月が経ち、卒業生の皆さんも100名近くになりました。

嬉しいことに、この講座を卒業後も、引き続き茶道を続け、正式に入門を果たして学び続ける方が少なからずおられます。この講座が、人生に幅と深みと豊かな彩りをもたらしてくれる茶道の世界への入門の手引きとなってくれるのであれば、これ以上に嬉しいことはございません。これからも、今まで以上に工夫と改良を重ねて、すばらしい講座にしていくように努力を重ねる所存でございます。

 

さて、第4期・第5期と2期続いて、新型コロナウイルス感染症の影響により、延期や休講が続き、第5期は卒業式が6月までずれ込んでしまいました。

そのような事情もあり、第6期となる今期は、開講を8月にして、更に開始時間を変更いたしました。

これまでは、原則は毎週第2土曜日の午後6時から始めていましたが、時間が後ろにずれ込むなどの場合、帰宅時間などを考えますと、こどもたちにとっては夜更かしの時間になってしまいます。ということで、今期からは開始時間を毎週第2土曜日の午後3時30分からといたします。

 

この講座は、武田信玄公の菩提寺である恵林寺を会場とし、お寺の寺宝にじっさいにふれながら学ぶ機会です。「親子」と銘打っておりますが、基本はこどもたちの学びに重点をおいています。
しかしながら、こどもたちの学びは、じつは大人も共に学ぶことによって開花するものです。

「親子」というかたちでともに学ぶ場を作るならば、大人は、こどもたちに一生をかけて学び続ける姿勢を身をもって示すことができ、さらに、家庭においても大人とこどもがともに話し合い、教え合い、学ぶ機会を作ることができます。家族がともに学ぶ場を作る...これこそが、恵林寺の目指す「寺子屋」の姿です。

 

この講座では、一年をかけて、お茶を楽しむ上での作法、和室での振る舞い方、お茶を日常的に楽しむための「盆点て」のやり方などを学びますが、大人のための本格的な学びも入っています。

恵林寺の寺宝を鑑賞しながら、住職古川周賢老大師の講話をお聞きし、親子でともに深く禅の教えを学ぶ機会も設けています。

 

講座の対象となるのは、大人と子供です。特に親子と限定はしませんが、家族としてともに学ぶ機会を多くもつことができる方が対象です。

また、一年をかけて学ぶ講座ですので、毎月原則として2回、できるだけ休むことなくしっかりと継続して続けることができる方、そして、他の受講者のみなさんのご迷惑にならないように、最低限の集団ルール、マナーを守ることができることが条件です。

 

日本の伝統文化に関心がある、茶の湯に興味がある、こどもたちに豊かな文化を学ばせてあげたい、そのような方は、ぜひ、ご参加をご検討ください。

 

 

     第6期『恵林寺親子茶の湯教室』

 

【 講座日 】 毎月第2、4土曜日 午後3時30分から(90分程度)

 

【  会場  】 恵林寺大書院・八衞門座敷

 

【 受講料 】 一人一回 500円(お茶・お菓子代込み)

 

【茶道講師】 前嶋 康太郎(表千家講師)

 

【 禅指導 】 古川周賢老大師(恵林寺住職)

 

【  定員  】 10名~15名(先着順)

 

【  開講  】 令和4年 8月13日(土) 午後3時30分

 

【  準備  】 筆記具(お茶の道具はお寺から貸し出しいたします)

 

*お寺・講師の都合により、日時を変更することがございます。

*受講の申し込みは、8月13日の開講後でも随侍可能ですが、申し込み人数によっては、8月13日前であってもお申し込みを締め切りさせていただくことがございます。

 

 お問合せ・お申し込みは、恵林寺受け付けまでお願いいたします。

 

   乾徳山 恵林寺

 

   ☎   0553-33-3011 (午前9時30分~午後4時30分)

 FAX 0553-33-3182

 

〒 404-0053

 山梨県甲州市塩山小屋敷2280

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