2021年12月31日

甲府の『得々三文会』に、住職 古川周賢老大師が今年も登壇されました...

令和3年12月、甲府の『得々三文会』に、住職 古川 周賢 老大師が今年も登壇されました。
 
例年、12月の終わりに老大師は、この甲府の朝会でお話しをされていますが、今年は、
 
  12月 7日、第458回【リアル!(+web)】得々三文会『修行之ススメ 番外篇 生誕五〇〇年〜武田信玄公と向き合うには...』
  12月28日、第461回【リアル!(+web)】得々三文会『修行ノススメ 其ノ八 般若心経に学ぶ』
 
の2回。
老大師は、
 
甲府の「得々三文会」では、毎年年末にお話をさせていただいていますが、8年目に入った今年は、2回も機会をいただきました。
1回目は、今年生誕500年を迎えた武田信玄公のお話し。信玄公の精神修養を、仏教・禅を軸にして考察しました...
なにぶん、時間がたりませんから、今回は武田信玄という人物の、人間としての振幅の大きさ、そしてわたしたちとはまったく異なる世界観の中に生きた、その歴史的な距離感に照準を合わせました。内容浩瀚で難しいところもあったかと思いますが、大勢の方にお運びいただき、集中してお聞きいただきました。 とてもありがたいことです。
2回目は、恒例となった『修行ノススメ』ということで、先行き不透明な時代だからこそ、原点に戻って考える試み。
私たちの心の底にある『般若心経』に真剣に向き合うとどうなるかということで、初めに、有名でがあるが、実は知られていないことも多い『般若心経』というテキストそのものについてのおさらい。それから、江戸時代初期の禅僧 至道無難禅師の『即心記』にある『般若心経』の解釈を手がかりに、このお経のエッセンスを禅の観点から考えました。
寒い日の早朝でしたが、オンラインだけではなく、リアル会場にも大勢の皆さんがお越しくださり、とてもありがたいこと。そして会場からのご質問も、アフターでの語らいも、とても刺激的で、しっかりした手応えを感じました。
一年の締めくくりとして、とても良い機会を頂戴しました。
皆さま、どうも有難うございました。
 
と話しておられました。

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