2020年05月24日
季刊『禅文化』第256号 -特集 建仁寺両足院とその文物- が刊行 されました...
季刊『禅文化』第256号
-特集 建仁寺両足院とその文物-
が刊行 されました。
建仁寺塔頭の両足院は、義堂周信、中巌円月、絶海中津といった五山派の雄たちを門下に擁する傑僧、龍山徳見(1284-1358)を開基とする名刹です。
開基 龍山の家風を受け継ぎ、以後、歴代住職には優れた学僧が多く、五山文学を中心に質・量ともに優れた文献資料を所蔵しています。
この度、大規模な悉皆調査が行われたことを機に、その貴重な寺宝が『花園大学歴史博物館開館二〇周年記念 両足院 -いま開かれる秘蔵資料-』として一般公開されるのにあわせての特集号が組まれました。
既に皆様ご存知のように、新型コロナウイルス感染症の流行のため京都市内も『緊急事態宣言』下に置かれ(現在は解除)、4月2日~6月13日に予定されていたこの展覧会は開催延期となりましたが、ウイルス沈静化をまって、秋頃、改めて公開される予定です。
雑誌の内容は、両足院住職伊藤東文師による『両足院略史』ほか、両足院にまつわるさまざまな研究論文が並びます。
詳細はこちらを参照してください。
季刊『禅文化』には、住職 古川 周賢老大師も引き続き連載を 続けており、この第256号でも、
『禅の見方、考え方(二〇) 私とは何者か - 己事究明(一七)』
というタイトルで執筆をしておられます。
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