2019年03月19日
恵林寺管理職員の研修旅行が行われました...
平成31年2月18日(月)、昨年に引き続き、今年も恵林寺管理職員の研修旅行が行われました。
昨年は長野県の(株)伊那食品(かんてんパパ)・(株)エンレースでしたが、今回の研修は駿河方面。
住職古川周賢老大師と関根事務長、顧問をお願いしています荻原税理士の三人は、はじめに静岡屈指の臨済宗の名刹である興津の清見寺。
島崎藤村が作中に取り上げた五百羅漢、法堂、大正天皇の御座所、そして名勝庭園を見学。
続いて、清見寺からすぐの薩埵峠。
禅僧にとっての修行のクライマックスである「臘八大攝心」。その不眠不休の一週間の間、毎日講座で採り上げられるのが白隠禅師の『臘八示衆』。
薩埵峠はこの『臘八示衆』でお馴染みの場所とのことです。
一行は、住職の解説を受けながら回りました。
そして最期に、臨済宗中興の祖とされる白隠禅師ゆかりの松蔭寺にお詣りし、白隠禅師の拝塔。
中央が、白隠禅師の師匠であった単嶺祖伝、右が白隠の法嗣で松䕃寺を嗣いだ遂翁元盧、そして左側が白隠禅師。墓域の周りには、修行の道半ばで世を去った弟子たちの墓石も並んでいます。
お寺の職員は一般の経済組織とは異なった資質が要求されます。
今後とも研鑽に努めていく所存でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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