2019年03月20日

第3回『恵林寺歴代住職頂相研究会』が開催されました...

平成31年2月23日(土)、

 

第3回『恵林寺歴代頂相研究会』

 

が開催されました。

これは、将来的な『恵林寺寺史』に向けての取り組みで、住職古川周賢老大師と宝物館館長小野正文氏との共同発案で開始されたプロジェクトで、昨年春に開始されたものです。


今回は、4名の若手研究者が恵林寺に集まり、客殿において解読検討会。

 

近く、来る2021年・22年の信玄公生誕五百年・四五〇回忌の記念事業の一環として、書籍の形で公開される予定です。

 

住職、古川周賢老大師は、

 

今回は、若き俊英が集まっての解読読み合わせ...
恵林寺第43世の大伽道癡禅師の遺戒と遺言から取り組みました。

これは、晋山式、開山忌などにさいして、住職の部屋に掛けて、他見無用...住職以外には見せてはならないといういわく付きのもの。
時代背景が分からず、当時の恵林寺の事情が分からなくなってしまった今日においては、なかなか手ごわい内容です。
それでも、丁寧に読み進めていくと、280年近く前の禅僧の、末期にあたってのさまざまな思いが少しずつ感じ取れるような思いが致します...

 

と話しておられました。

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