2018年11月28日
『立川こはる落語会』(山梨編)が、恵林寺を会場にして開催されました...
平成30年11月19日(月)午後7時から、
『立川こはる落語会』山梨編
が開催されました。
チケットは完売で、満員御礼、120名を超える皆さんが、本格的な落語を堪能されました。
終了後、古川周賢老大師は、
素敵な企画が実現したのも、2年前にこはるさんの師匠、談春師匠の命で、こはるさんが恵林寺で住み込みの修行をされたことが切っ掛けです。
その時のこはるさんの姿に、お寺の内外で大勢のファンが生まれて、是非ともこはるさんの落語を恵林寺で聴きたい、という声が高まりました。そこで、有志が集まって今回の落語会となりました。
落語はもともとお寺のお説法をわかりやすく伝えるために始まったと言われています。落語の開祖とされる安楽庵策伝は、浄土宗深草派の僧侶です。
禅宗でも、谷中の全生庵には、初代三遊亭円朝のお墓がありますが、円朝は西山禾山禅師についてかなり本格的に禅に打ち込んだ方で、禅師から「無舌居士」という居士号までもらっています。
今回は、夜の冷え込みがありましたので、本堂での開催予定を変更して、大書院での会となりましたが、120名以上の皆さんがお越しになり、会場も熱くなりました。有り難いことです。
『転失気(てんしき)』『権助提灯』、休憩後に『品川心中』と「柔らかい噺」でまとまった贅沢な内容で、皆さん、楽しんでくださったと思います。
ぜひ、次回をお願いしたいですね。恵林寺との深いご縁があった方ですので、何度でもお越しいただきたいと思っています...
と話しておられました。
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