2022年09月02日

9月3日から、九月特別朱印『開山・夢窓国師』御朱印をお分けいたします...

毎年九月三〇日は、恵林寺開山夢窓国師の命日です。

武田信玄公四百五十回忌を記念しての、九月の特別朱印は、九月三十日に厳修されます「恵林寺開山夢窓国師毎歳忌」を記念して、『開山夢窓国師記念朱印』といたします。


乾徳山 恵林寺は、元徳二年(一三三〇年)に、夢窓国師によって開創されました。

甲斐国の守護であった二階堂貞藤(道蘊にかいどうさだふじ どううん)が、私邸を改めて禅院とし、かねてから篤く帰依していた夢窓疎石(一二七五~一三五一年)を拝請したところから始まります。

 

「恵林」とは、天竺五嶽てんじくごがくとして知られる、釈尊ゆかりの地の一つ、「鹿野苑ろくやおん」に由来します。

鹿が沢山棲んでいたことからそう呼ばれる鹿野苑は、大勢の修行者たちが修行のために集まる場所でもありました。深い智慧を備えた仙人たちが、森や林のように集う様子から、鹿野苑は、別名「仙人住処せんにんじゅうしょ」とも呼ばれていたのです。
このように、恵林寺は、悟りの知恵を求める修行者たちが林のように並んで学ぶ場所、「知恵の林」という意味をもっているのです。
恵林寺の名前の由来となっている鹿野苑はまた、お悟りを開かれた釈尊が、初めて御教えを説かれた「初転法輪しょてんほうりん」の場所でもあります。このように、恵林寺という名前からも、自身にとっての初めての修行道場であるこのお寺にかけた国師の並々ならぬ思いが伝わって参ります。

 

さて、恵林寺では、国師の命日である九月三〇日には、国師を偲び、その遺徳を讃える「毎歳忌まいさいき」の法要を厳修致します。
禅寺では、修行の場所であるお寺を開いた開山様をとても大切にいたします。

恵林寺の開山夢窓国師は、後醍醐天皇を始め七人の天皇から「国師号」を授けられた傑僧です。

御朱印には、夢窓国師のお名前と、恵林寺寺宝である夢窓国師真蹟むそうこくししんせきの掛け物から『彩鳳丹霄さいほうたんしょうう』を選び、住職古川周賢老大師に染筆していただきました。
言葉の意味は、百鳥の王である鳳凰ほうおうが、朝焼けの光を浴びて、朱に染まりながら煌びやかな羽を翻して大空を舞い飛ぶ、というお目出度いものです。

白い料紙に、鳥が舞い飛ぶ姿が光る御朱印です。


限定二〇〇枚です。お詣りいただきましたおりに、受け付けにお声掛けください。


                           恵林寺 山主 白

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