2021年12月03日
平林寺江楓室松竹寛山老大師の妙心寺歴住開堂式に、住職 古川周賢老大師が出頭されました...
令和3年10月22日(金)、京都花園妙心寺法堂において野火止平林寺住職・平林僧堂師家 江楓室松竹寛山老大師が歴住開堂式を挙行されました。
この開堂式によって老大師は、妙心寺第709世を継承されました。
この開堂式、本来は昨年の予定であったものが、新型コロナウイルス感染症の流行によって、一年延ばしになっていたものです。
当日は、300名を超える僧俗の御出頭・御出席があり、厳粛盛大な式となりました。
帰山後、古川周賢老大師は、
平林寺と恵林寺とは深いご縁で結ばれています。
信長による焼き討ちの後、恵林寺を復興された末宗瑞曷禅師の後見人として、徳川家康公の師命を受けて来峡し、一緒に復興という大任を担われたのは、鉄山宗鈍老師で、鉄山老師は恵林寺の復興が軌道に乗るのを見届けると、あらためて家康公の命を受けて、平林寺の再建に取り組まれたのです。
この度、歴住開堂を挙行された江楓室老大師は、私が雲水の駆け出しの頃には修行を終えられ、大先輩として尊敬していた方です。
このような場に参じさせていただくことができて、法縁のありがたさを思います...
と話しておられました。
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