令和元年８月１２日（月）、１３日（火）、恵林寺に於いて「山梨大学表千家茶道部」学生による合宿研修が行われました。

茶道表千家流の前嶋宗芳先生の指導の下、平成２４年に始まったこの合宿研修は恒例となり、今年で８回目となります。

今回の参加者は、東京発の始発に乗って、飛び入り参加の有志の学生さんを合わせて、総勢１０名．．．

８月１２日(月)午前９：００に恵林寺到着。

到着茶礼、諸注意・説明の後、呈茶、茶道稽古。

齋座（さいざ：昼食)を挟んで後、再び稽古。

禅の修行では、食事の作法(「食作法（じきさほう」）がとても大切です。

今回の合宿でも、修行僧が用いる「持鉢（じはつ）」を用いた食事となります。

精進料理の担当は、前嶋社中の有志の皆さん。

薬石の後、近くの「はやぶさ温泉」で開浴（かいよく：入浴）、坐禅、住職による法話、質疑応答。

翌８月１３日(火)は、午前５：００に開定（かいじょう：起床)、朝課（ちょうか：朝のお勤め）。

坐禅、粥座（しゅくざ：お粥の朝食)、日天掃除、茶道稽古、齋座を挟んで、再び稽古。

午後の三時に解散となりました。

猛暑の季節ですが、参加者は皆、しっかりと集中したお稽古を続け、二日間という短い時間ながら、密度の高い真摯な研修となりました。