2019年04月27日
新元号『令和』の限定記念朱印が発行されます...
皆様ご存じの通り、本年5月から、新元号『令和』に代わります。
この改元の記念として、恵林寺でも『令和改元記念朱印』をお出しすることといたします。
図案は、武田不動尊の御朱印の上部に、武田家の表紋と裏紋、花菱と武田菱をあしらい、中央には、中国では古来から皇帝の紋章として用いられてきた龍を。
下部には、同じく皇帝の紋として用いられてきた鳳凰をあしらっております。
また、料紙は新緑の緑に地紋として菱形の菊紋を浮かび上がらせたものです。
恵林寺の開山は夢窓国師です。
夢窓国師は生前の国師号授与も含めて、七人の天皇から国師号を授けられ、「七朝帝師(ひちちょうていし)」と讃えられたお方です。
また、信長による焼き討ち後の恵林寺を再興する上で大きな役割を果たした柳沢吉保公は当時の霊元天皇と深く関わりを持ち、直接和歌の指導を受けており、後嗣吉里公が享保年間に『甲斐八景和歌』を定めるにあたっては、中院道躬(なかのいん みちみ)をはじめとする京都の公卿8人に依頼して、八景それぞれの和歌を八首詠んでもらい、中御門天皇の勅命を得ています。
このようなご縁にも鑑み、龍と鳳凰をあしらったデザインといたしました。
枚数は、限定二千枚。
なくなり次第終了といたします。
令和元年5月1日(水)から、一枚500円でご希望の方にお渡しいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
カテゴリ−: お知らせ