2018年12月28日

韮崎高校の文理科講座で、住職古川周賢老大師が講演をされました...

平成30年12月19日(水)、韮崎高校の『文理科講座』で、住職 古川周賢老大師が講演をされました。

会場は、山梨県韮崎市 韮崎高校 朋来館2階。

授業テーマは、

 

   『禅に学ぶ〜若者の心と将来のあり方』...

 

帰山後、老大師は、

 

今日のお話は、韮崎高校の文理科の生徒さん、107名に聞いていただきましたが、質疑応答も含めて90分、司会進行も生徒さんが行い、質問も的を射たもので、優秀で素晴らしい皆さんでした。

テーマは『禅に学ぶ〜若者の心と将来のあり方』と仮にいただきましたが、事前に担当の先生ともしっかりとお話をし、打ち合わせもできましたので、テーマにこだわらないで、大切な問題に話を絞ることができました。

高校時代というのは大変なことばかりですが、やはり一番大事なことは、同じ年齢だった頃の切実な思い...悩み、不安、希望ですので、今回は、自己紹介を兼ねての昔話になりました。
100名以上の皆さんの集中力がとても高く、良い雰囲気でしたので、踏み込んで少し難しいお話もしましたが、設けていただいた質疑応答での素晴らしい質問から、ああ、しっかりと受け止めてくれたのだと安心し、自分で考えて欲しいからと敢えて話を避けて伏せておいた隠れた主題もきちんと探り当ててのものであることに感銘を受けました...

とても真摯で、勘が良くて、繊細で、優秀な若者たちですね。

それに、応対してくださった先生が、生徒一人一人のことをとてもよく知っていて、真剣に向き合って共に考え、生きていく、という姿勢でおられることも、とても印象深く、嬉しいことでした...
この若者たちの将来がとても楽しみです。
ただ、楽な生き方ではなくて、全力を出し切って、真摯に誠実に生きていってほしいものです...本当の喜び、本物の感動、本心からの感謝は、本気で物事にぶつかり、苦しみながら乗り越えていくことからしか生まれてこないですから...

 

と話しておられました。

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