2021年04月02日
第5期『恵林寺親子茶の湯教室』を開講いたします...
本年、令和三年度、第5期の『恵林寺親子茶の湯教室』を開講いたします。
第1回目は、令和3年5月15日(土)午後6時からです。
はやいもので、この教室が始まってから4年の歳月が経ち、卒業生の皆さんも70名以上になりました。
これまでは、年末あるいは年の初めに開講となっていましたが、昨年開講の第4期では、新型コロナウイルス感染症の影響で延期や休講が続き、卒業式が3月までずれ込んでしまいました。
4月は学業の開式でもあり、新しい講座の開講はこどもたちにとっても負担が大きいのではないかと考慮しまして、今期は開講を5月にいたします。
今期から、講座の名前も『恵林寺親子茶の湯教室』に統一し、さらに講座の内容をグレードアップいたします。
この講座は、武田信玄公の菩提寺である恵林寺を会場とし、お寺の寺宝にじっさいにふれながら学ぶ機会です。「親子」と銘打っておりますが、基本はこどもたちの学びに重点をおいています。
しかしながら、こどもたちの学びは、じつは大人も共に学ぶことによって開花するものです。
「親子」というかたちでともに学ぶ場を作るならば、大人は、こどもたちに一生をかけて学び続ける姿勢を身をもって示すことができ、さらに、家庭においても大人とこどもがともに話し合い、教え合い、学ぶ機会を作ることができます。家族がともに学ぶ場を作る...これこそが、恵林寺の目指す「寺子屋」の姿です。
この講座では、一年をかけてお茶を楽しむ上での作法、和室での振る舞い方、お茶を日常的に楽しむための「盆点て」のやり方などを学びますが、大人のための本格的な学びも入っています。
恵林寺の寺宝を鑑賞しながら、住職古川周賢老大師の講話をお聞きし、親子でともに深く禅の教えを学ぶ機会も設けています。
講座の対象となるのは、大人と子供です。特に親子と限定はしませんが、家族としてともに学ぶ機会を多くもつことができる方が対象です。
また、一年をかけて学ぶ講座ですので、毎月原則として2回、できるだけ休むことなくしっかりと継続して続けることができる方、そして、他の受講者のみなさんのご迷惑にならないように、最低限の集団ルール、マナーを守ることができることが条件です。
日本の伝統文化に関心がある、茶の湯に興味がある、こどもたちに豊かな文化を学ばせてあげたい、そのような方は、ぜひ、ご参加をご検討ください。
第5期『恵林寺親子茶の湯教室』
【 講座日 】 毎月第2、4土曜日 午後6時から(90分程度)
【 会場 】 恵林寺大書院・八衞門座敷
【 受講料 】 一人一回 500円(お茶・お菓子代込み)
【茶道講師】 前嶋 康太郎(表千家講師)
【 禅指導 】 古川周賢老大師(恵林寺住職)
【 定員 】 10名~15名(先着順)
【 開講 】 令和3年 5月15日(土) 午後6時
【 準備 】 筆記具(お茶の道具はお寺から貸し出しいたします)
*お寺・講師の都合により、日時を変更することがございます。
*受講の申し込みは、5月15日の開講後でも随侍可能ですが、申し込み人数によって派、5月15日前であってもお申し込みを締め切りさせていただくことがございます。
お問合せ・お申し込みは、恵林寺受け付けまでお願いいたします。
乾徳山 恵林寺
☎ 0553-33-3011 (午前9時30分~午後4時30分)
FAX 0553-33-3182
〒 404-0053
山梨県甲州市塩山小屋敷2280
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