皆様ご存じの通り、５月２５日（月）の夜に、「新型コロナウイルス対策特措法」に基づく『緊急事態宣言』が、全国で解除となりました。

山梨県は既に５月１６日には解除対象となっておりましたが、東京・神奈川など隣県が引き続き宣言の対象下にありましたので、これまで、拝見の制限とともに坐禅会などの行事も慎重に再開を検討して参りました。

毎週土曜日早朝に行われておりました『恵林寺坐禅会』は、山梨県での宣言解除にあわせて、５月２３日（土）に、坐禅用の単蒲団の間隔を開け、オンライン坐禅会と同事進行で再開いたしました。

今回、全国での緊急事態宣言解除にあわせて、恵林寺でも坐禅会、文化講座、寺子屋『親子お茶教室』などの行事を順次再開していく方向で調整を進めております。

＊『恵林寺坐禅会』については、５月３０日（土）から、通常通りの方法で再開といたします。

ただし、感染防止の観点から見ていまだ油断は許されない状況であり、県境を跨ぐ移動についての制限が方針として示されている現状に鑑み、坐禅会後の「茶礼会」は当面の間中止といたします。

６月の坐禅会では、第１週の『講座』（講本：柳澤吉保『勅賜護法常應録』）は、予定通り開講いたします。第２週以後の『茶礼会』は、当面の間はお休みといたします。

『オンライン坐禅会』については、今後も引き続き、恵林寺を会場とする坐禅会と並行して継続いたします。

＊『文化講座』については、再開の方向で検討中ですが、準備に時間がかかるものですので、再開にはいま暫くお時間をいただきたく存じます。

＊恵林寺寺子屋『親子お茶教室』については、５月中はお休み。６月から本格的な再開が出来るように予定を調整しております。

＊これとは別に、この様な機会ですので、あらたにオンラインでの講座など新たな試みを検討しております。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。