2019年12月21日

北海道の陸上自衛隊北部方面総監部を、住職古川周賢老大師が訪問されました...

令和元年10月31日・11月1日と、北海道の陸上自衛隊北部方面総監部を、住職古川周賢老大師が訪問されました。

恵林寺は武田信玄公という不世出の戦国武将の菩提寺ということもあり、武人はもちろんのこと、国の護りに就く自衛官の皆さんとも御縁が深く、職員として退職自衛官も勤めてくださっているお寺です。

そうしたご縁もあり、住職の北海道訪問と相成りました。

 

帰山後、老大師は、

 

北海道を訪れたのは初めての経験でした。

このたびは格別な計らいをいただき、ご多用の中、第七機甲師団の前田陸将、北部方面総監の吉田陸将とお目に掛かり、じっくりとお話をさせていただく機会があり、とても勉強になりました。
お忙しい中、お時間をいただきました二人の偉丈夫、正真の武人にこころから御礼を申し上げます。
話題の中身は、人作りでした。
これからの日本を担う人材をどうやって生み出していくか...
成果が出るまで時間がかかることだからこそ、今、真剣に取り組まないとどうにもなりません。
今回は間近で戦車の運用を見せていただきましたが、巨大な鋼鉄の塊が、静かに、滑らかに、軽快機敏に動いている姿に驚愕しました。

物凄いテクノロジーの集約です。
改めて、現代社会の、現代日本の直面する問題をきちんと考えるためにはステレオタイプの議論では全くトンチンカンになってしまいますし、現場に足を運び、現場の現実に触れて物事を一から考え直していかなければどうにもならないと実感しました。
初めての北海道は宿題をたくさんいただきました。 

 

と話しておられました。

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