令和５年１１月１２日（日）午前９：００から、

　第３８回　恵林寺文化講座・茶会

　　　　　　生形うぶかた　貴重たかしげ　氏　講演会『利休と伊達政宗』

が開催されます。

今回は、講師をお務めいただきます生形貴重氏に、お茶席も御願いいたしております。

どのようなお席になるのか、とても楽しみです。

講演のテーマは、『利休と伊達政宗』。

恵林寺と伊達政宗の関係は、伊達政宗の禅の師であった虎哉こさい 宗乙そういつ（１５３０～１６１１年）禅師に繋がります。

虎哉禅師は、快川国師と同じく美濃の出身です。

恵林寺で快川国師のもとで修行を重ねて後、伊達輝宗てるむねの招きを受けて仙台に赴き、伊達政宗の師となりました。

政宗との師弟関係は、終生続いたといいます。諡号しごうは仏海慈雲ぶっかいじうん禅師。

戦国武将と茶の湯についてのお話が伺える、大変貴重な機会です。

是非、ご参加ください。

　　　記

第３８回　恵林寺文化講座・茶会

　　　　　生形貴重氏講演会『利休と伊達政宗』

　　
【日時】　１１月１２日　午前９：００～

【場所】　乾徳山 恵林寺　大書院・八衛門座敷

【講師】　生形　貴重　氏

【演題】　『利休と伊達政宗』

【茶席】　生形　貴重　氏

【会費】　６千円（茶席込み）

【定員】　先着７０名（要予約）

＊お申し込み、お問い合わせは、

　恵林寺受付まで御願いいたします。

　「参加券（茶券含む）」も、恵林寺受付で購入いただけます。

〒４０４－００５３

　山梨県甲州市塩山小屋敷２２８０

　　乾徳山　恵林寺

　☎　０５５３－３３－３０１１

（午前９：００～午後４時３０分）

住職　古川　周賢　老大師は、

生形先生との御縁は、わたしが大徳僧堂で修行していた頃、大阪のご自宅に参上して誦経をさせていただいたことがあります。

生形先生のご実家は、大徳僧堂ともとても御縁が深いのです。

また、講演の主題に上がっている伊達政宗公ですが、政宗公の師であった虎哉 宗乙禅師は、恵林寺の快川国師門下というだけではなく、わたしが初めて出家をさせていただいた、岐阜県揖斐の大興寺のすぐ近くの東光寺のご出身です。

更に、虎哉 宗乙禅師が仙台に行かれて、初めて入られた資福寺の今のご住職は、大徳僧堂の先輩で、虎哉 宗乙禅師の４５０回忌の遠諱には、お声を掛けていただき、導師をさせていただいた御縁です。

戦国時代の武将たちは、禅僧を師として仰ぐ方が多くおられました。

そして、茶の湯を嗜む方もとても多くおられました。

とても興味深い講演、今から、とても楽しみです。

と話しておられました。