2021年10月05日

恵林寺新拝観路『冥歩禅』が完成いたしました...

令和3年8月末に、『武田信玄公生誕五〇〇年・四五〇回忌記念事業』の一つ、

 

  新拝観路『冥歩禅(みょうほぜん)』

 

が完成しました。

武田不動尊が安置してある不動堂『明王殿』から柳澤霊廟を経て、本堂に帰るコースです。

 

拝観路自体は本年の4月に完成していたのですが、拝観路内に3カ所、武田家所縁の文様(御紋:ごもん)を新たに備えました。

『冥歩禅』は、信玄公の霊廟である『武田不動尊明王殿』をお詣りいただいた後、一度、真っ暗な闇の中を歩きながら自分自身の心に向き合い、祈りの思いを確かなものにした上で、再び光の満ち溢れるこの世界に戻ってきていただくための瞑想路です。

 

『冥歩禅』の中に入りますと、日中であっても、何も見えない暗がりが続きます。

この時、視覚には頼らず、手探りで歩きながらの道行きになりますが、その途中に3カ所、『御紋(ごもん)』が用意してあります。

暗中を進む中で、お探しいただきたく存じます。

この『御紋』を通じて、お詣りの皆さまと、信玄公との繋がりがいっそう堅固なものになっていただきたいと祈念しております。

 

 

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