既にお伝えしましたとおり、毎週土曜日の午前６時から恵林寺本堂で行われています『恵林寺坐禅会』も、『新型コロナウイルス特措法』に基づく『緊急事態宣言』の解除とともに再開となり、現在（６月１２日）では、坐禅会後の「茶礼会」をお休みにする以外は通常の形に戻っております。

こうした経緯の中、坐禅会の開催ができない状態を憂慮する有志のお声掛けにより、５月の後半からはＺｏｏｍを用いたオンラインでの坐禅会が試験的に開催され、『緊急事態宣言』解除後も手直しを重ねながら、恵林寺本堂での坐禅会と同事進行の形で開催されております。

これは、坐禅会には参加してみたいものの、スケジュールの都合やお住まいの場所の事情から、どうしても参加かなわないという皆様にも、僅かでも恵林寺の坐禅の様子を共有していただくことができれば、という思いで行っているものでございます。

オンライン坐禅会では、あらかじめ恵林寺坐禅会の会場となっている恵林寺本堂で、坐禅会と同じ時間帯に実際に坐を組んで、それを撮影した動画を流しています。動画の中で聞こえるせせらぎの音、瀧の音、鳥の鳴き声などは、すべて恵林寺での坐禅のなかで感じ取ることができるものでございます。

今後も、坐禅の習慣が１人でも多くの方の日常に根付くことができるよう、引き続き『恵林寺オンライン坐禅会』を継続していこうと考えております。

　＊＊＊恵林寺オンライン坐禅会について＊＊＊

＊『恵林寺オンライン坐禅会』は、毎週土曜日に開催される『恵林寺坐禅会』と同事進行となります。
　　　　
＊開催は、Ｚｏｏｍを用い、Youtube 上でも、同時にライブ配信をいたします。
　　　　　　
＊オンライン上では、坐禅時間中は、あらかじめ準備した動画を流します。
　　　　
＊５時３０分から、ログイン受付を開始します。
　　　　　
＊５時４５分から、坐禅の仕方についての説明動画が流れます。
　　　
＊開始５分前（５時５５分）に、参加を締め切ります。以後は、基本的にご参加いただけません。ご参加希望の方は、早めにログインしてください。
　　　
＊ご参加にあたっては、マイクはミュートでお願いいたします。チャットも、ご使用になれません。カメラは、オンでもオフでも構いません。
　　　　　
＊初めに、『般若心経』を読経します。その後、２０分の坐禅が２回。間に１０分の休憩時間がございます。
　　　　　
＊坐禅の終わりに、『四弘誓願』を３回通しで読経します。
　　　　　
＊『四弘誓願』の読経が終わってから、『茶礼（されい）』がございます。これは、修行を共にした者が一緒にお茶をいただく作法です。この時一緒にお飲みになれるよう、手の届くところに一杯の水またはお茶をご準備ください。

＊坐禅会の後に、参加者全員で一杯のお茶をいただく『茶礼（されい）』を行います。手の届くところに、お茶、水などをご用意ください。
　　　　
＊恵林寺会場での坐禅会の最後に、住職 古川周賢老大師のご挨拶がございます。御時間のございます方は、動画終了後もしばらくそのままでお待ちください。
　　　　　
＊ご参加前に、恵林寺ＦＢページにありますノート

『恵林寺オンライン坐禅会参加要項』

及び

『坐禅の仕方』をご一読ください。