2020年02月02日

『武田信玄公生誕500年・450回忌記念事業』が開始されます...

武田信玄公は大永元年(1521年)11月3日、甲斐国守護・武田信虎の嫡長子として、要害山城(甲府市上積翠寺町)においてこの世に生を受けました。

来年、令和3年(2021年)は、生誕500年の記念の年にあたります。

戦国最強と恐れられた信玄公はまた、元亀4年(1573年)4月12日、三州街道上の信濃国駒場(長野県下伊那郡阿智村)において、53年を一期として波瀾に満ちたその生涯を終えられました。

再来年・令和4年は、450回忌の記念の年にあたります。

 

信玄公の廟所である恵林寺では、令和3年・4年(2021・22年)と続く信玄公記念の年を期して、 

 

   『武田信玄公生誕500年・450回忌記念事業』

 

を執り行い、信玄公菩提寺にふさわしい寺観に整えることを新たに発願し、本年令和2年から記念事業・整備事業に着手いたします。

 

記念行事としては、目下、令和3年秋の『武田信玄公生誕500年記念祭典』、同4年の『武田信玄公450回忌法要』に向けての準備を進めております。

同時に、これと平行して寺域の整備事業を行います。

 

まずは、これまで手を付けることのできなかった不動堂(武田不動尊安置)周辺の拝観ルートを再検討し、新しく新・拝観ルートを整備いたします。

こちらは、本年正月明けより既に工事に着工しており、今春には第一次工事が完了の予定でございます。

その後、引き続き、第二次工事として信玄公墓域の整備に入る予定でございます。

 

整備事業にあたりましては、細心の注意をもって執り行いますが、それでも、拝観の皆様にはしばらくの間、なにかとご不便をおかけいたしすことと相成ります。

皆様のご理解をいただけますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

また、この整備事業と並行して、これまで数十年にわたって据え置かれてきました拝観料・御守り・祈祷札、お土産品等の料金改定を行わせていただきます。

 

(1)拝観料は、本年令和2年6月1日から、現行大人お一人300円の拝観料を500円にさせていただきます。

(2)御守り・祈祷札・お土産品に関しては、2月3日「節分会」以後、順次、料金の改定を行わせていただきます。

 

こちらはすべて、信玄公菩提寺にふさわしい寺域の整備資金にさせていただきます。

皆様にはご理解をいただけますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

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