2020年01月06日

令和初めての年頭回礼が行われました...

令和2年1月4日(土)、本年度の年頭の回礼を行いました。

 

これは、毎年正月3日間をかけて厳修します『大般若祈祷會』によって完成したお正月の「般若札」を、新年のご挨拶を兼ねて地元のお檀家さんにお配りする行事です。

 

 禅宗の修行道場(僧堂)をはじめ、「般若札」を作っているお寺では、3日間の行が円成した翌日、4日に回礼・御札配りをするところが一般的です。

 

 恵林寺では、住職が一人で回るには、地元のお檀家さんの数があまりにも多いので、地元を4つの地域にわけ、毎年1地域ずつご挨拶に回っておりました。

 

今年は、小屋敷・三日市場の予定でしたが、この地区はお檀家さんが一番集中している場所でもあり、前回5年前に回らせていただいたおりに時間的に相当な無理がありましたので、総代会で話し合いの上で、今回から2回に分けて回ることとなり、今年は小屋敷。来年は三日市場ということと相成りました。

 

新住職がこの回礼に回るようになってから、今年で9回目のお正月となります。

一昨年は、先住職 南條大亨老大師の遷化により、中止となりましたが、再開。

この小屋敷地区を回るのは6年ぶりで、2回目となりました。

 

三日がかりの『大般若経』転読、十六部六百巻、漢字にしておよそ480万字の願いを込めた御札が今年一年、皆様をお守り下さいますように。

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