平成31年1月4日(金)、本年度の年頭の回礼を行いました。
これは、毎年正月3日間をかけて厳修します『大般若祈祷會』によって完成しました、お正月の「般若札」を、地元のお檀家さんにお配りする行事です。
禅宗の修行道場(僧堂)をはじめ、「般若札」を作っているお寺では、3日間の行が円成した翌日、4日に新年のご挨拶をかねて、御札配りをするところが一般的です。
恵林寺では、住職が一人で回るには、地元のお檀家さんの数があまりにも多いので、地元を4つの地域にわけ、毎年1地域ずつご挨拶に回ります。
今年は、塩山・下萩・千野地区。
新住職がこの回礼に回るようになってから、今年で8回目のお正月となります。
昨年は、先住職 南條大亨老大師の遷化により、中止となりましたが、再開。
この塩山・下萩原・千野地区を回るのは6年ぶりで、2回目となりました。
三日がかりの『大般若経』転読、十六部六百巻、漢字にしておよそ480万字の願いを込めた御札が今年一年、皆様をお守り下さいますように。