平成３０年１０月１３日（土）、１４日（日）の２日間、大書院・八衛門座敷において、

　　　第２回『恵林寺曝涼展（虫干し）』

が盛会のうちに行われました。

今年も花園大学歴史博物館館長の福島恒徳先生に監修をお願いし、出展作の選定、キャプション・解説など、事前の準備も念入りにしていただくことができました。

来山していただいたのは、福島先生、学芸員さん、そして大学院生お２人の総勢４名で、期間中にはガイド・ツアーも行い、充実した内容になり、おかげさまをもちまして、２日間で１５０名前後の方にお運びいただくことができました。

今回はまた、福島先生による『わかりやすい禅芸術入門』ということで、講演『禅美術　～禅と禅の文化を知る』を本堂で行うことができました。こちらも、熱心な皆様に大勢お運びいただき、博覧強記の福島先生に導かれ、禅芸術の深い世界を楽しんでいただくことができました。

嬉しいことに、大勢の皆様から「来年も楽しみにしています！」という言葉を沢山いただきました。

さらに充実した内容になるように、来年も工夫を重ねていきたいと考えております。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

終了後、住職古川周賢老大師は、

こうして、身近なところにある素晴らしい宝物を、間近で皆さんに堪能していただけることはとても嬉しいことです。

禅文化の素晴らしさを知り、お寺にも一層親しみを感じていただけたならば、これ以上の喜びはありません。

今年は、念願叶って尊敬する花園大学歴史博物館の福島恒徳先生の講座を実現することができました。

該博な知識をもち、教育的な配慮の引き出しも沢山もっておられる先生の講座は、期待に違わない素晴らしいものでした。

来年以後も、益々良くしていきたいものです。

皆様、是非、お運びください。

と話しておられました。