平成３０年１月１７日（水）午後１時から、

住職 古川 周賢 老大師が、茶道表千家 不審菴 初釜に出席いたしました。

会場は、表千家不審菴東京稽古場。

本年は、現御家元 而妙齋宗匠の、現役の御家元としては最後の初釜と

なります。

住職古川周賢老大師は帰山後に、

伝統文化の危機が目に見えて深刻な時代になり、いまは茶道も仏道も同じ

で、ここ一番の頑張りを示さなければならない時期にきているように思い

ます。

表千家は、素晴らしい後継者を得て、一番難しい難問を乗り越えてきて

いると思います。だから、これからがとても楽しみで、わたしたち禅僧も

負けないように頑張らないと．．．

と話しておられました。

恵林寺と茶道との関わりは深く、特に表千家不審菴とのご縁は、一昨年

の恵林寺開山夢窓国師毎歳忌における献茶式を通じて、格別なものが

ございます。

ご縁を大切に、これからも末永いお付き合いを得ることができればと

念じております。

来年の秋には、また開山忌において献茶式を厳修いたします。