2016年10月23日

第1回『恵林寺曝涼展』が開催されました...

10月22日(土)、23日(日)と、二日間にわたって開催致しました『第1回恵林寺曝涼展』は、70名以上のご来場を得まして、予想以上の好評のうちに無事、終了することができました。

お運びいただきました皆様、どうもありがとうございました。

恵林寺宝物の本格調査から引き続き、この度の曝涼(ばくりょう:虫干し)展においても、花園大学歴史博物館館長の福島恒徳先生、そして同博物館学芸員の志水一行さんには本当にお世話になりました。

この度も、遠路にもかかわらず、ご多用の中ご来山頂き、泊まり込みでご準備運営をお願いすることとなりました。

また、期間中は、会場において丁寧で詳細な解説もしていただき、さらに内容充実した展示となりました。心から感謝申し上げます。

ご来場いただいたみなさまから、「とてもよかった!」というお声をたくさん頂き、来年からも継続して開催する強い後押しをいただけたように思います。

 

今回はまた、恵林寺に隣接する、公益財団法人『信玄公宝物館』との連携企画を試みることができました。

 

同じく22日(土)、23日(日)の二日間、『信玄公宝物館』においても、第1回恵林寺曝涼展連携企画展『恵林寺から妙心寺まで』を同時開催していただきました。

恵林寺からは、歴代住職の中から9名の住持が、天皇の「綸旨(りんじ:天皇からの命令文書)」をうけて本山の妙心寺に入山しています。この度は、妙心寺本山に出られた歴代住職のなかから代表的な「頂相(ちんそう:肖像画)」と貴重な「勅請状(ちょくしょうじょう:命令書)」を展示していただきました。

『曝涼展』に快く協力いただき、連携企画展を開催いただきました『信玄公宝物館』の小野正文館長にも、篤く御礼申し上げます。

 

この度の展示が、告知通り『第1回』となり、来年以降もますます充実するかたちで続けることができますように努力していきたいと思っております。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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