2019年05月01日
恵林寺親子お茶教室特別企画:『赤毛のアンのお茶会』と『武田舞子さんとヴァイオリンを愉しむ会』が開催されました...
平成31年4月20日(土)、恵林寺において『赤毛のアンのお茶会』と『武田舞子さんとヴァイオリンを愉しむ会』が開催されました...
午前9時からは、恵林寺坐禅堂で『恵林寺親子お茶教室』第一期生のお茶席。
テーマは『赤毛のアン』。
麦わら帽子を蓋にした水差し、琺瑯鍋の釜、木製ティースプーンの茶杓、ハーバリウムの瓶の蓋置き...
恵林寺親子お茶教室のメンバーを中心に、拝観のお客様も飛び入りでご参加となり、楽しく素敵な会となりました。
子供たちの想像力、実行力には、驚くばかりです。
午後からは、引き続いて『武田舞子さんとヴァイオリンを愉しむ会』...
20名ほどの大人と子供が1時間、間近でたっぷりとヴァイオリンの魅力を堪能しました。
最後には武田舞子さんを囲むようにして、アット・ホームな集いになりました。
住職古川周賢老大師は、
今日は、本当に幸せな一日でした。
親子お茶教室とご縁があって、本当に良かった、と心から嬉しく思います。
まず、お点前が見事で、お茶が美味しかった♪
お道具の見立ても独創的で、隅々まで考え抜かれたお席は、見事ですね。
『赤毛のアン』の登場人物たちを見立て、アンの世界を見立て、そして自分自身の未来と、求める幸福と、切り開いて行くべき世界がしっかりと描き出されていました。
しなやかなこころで素直に、真剣に考え、練り上げることで、大人では絶対にできない清々しい世界を作り出していました。
鈴木大拙翁がこよなく愛した、シェイクスピア『お気に召すまま』の一節
Wonderful,wonderful,wonderful,onemore wonderful ...
を思わず口ずさんでしまうようなお席でした。
それから、午後のミニコンサートも、本当に素晴らしかった。
お忙しい中、素敵なミニコンサートを、武田舞子さんに感謝です。本当にありがとうございます。
子供達だけではなく、大人達にとっても、ヴァイオリンの音に生のかたちで、しかも手が届くような間近で触れる機会は貴重そのものです。
今日は、本当に親しく、暖かく丁寧にヴァイオリンの魅力をたっぷり伝えていただくました。
ヴァイオリンならではのテクニックが、どんな風に表現を変え、音楽になって行くのか、実例を挙げながら楽しくわかりやすく見せていただき、贅沢な学びのひと時...
今日は贅沢な一日...お寺に縁をいただいて、有難いことと実感です。
そしてないよりも、すべてにわたって、企画から準備まで、八面六臂の活躍だった、親子お茶教室の前嶋康太郎先生、本当にありがとうございました!
と話しておられました。
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